伊勢丹でお年賀を買い、その後に家でのんびり紅白を見ながら新年を迎えるのが我が家の大晦日です。

このBlogもようやく開設から一年経ちました。今年の元旦、BLOGを毎日書き続けるぞと決意してから365本の記事を書いたことになります。どこかで挫折するかな?と自分でも半信半疑でしたが、なんとかここまでたどり着くことができました。
その感覚は、初めて自転車に乗れるようになったときに感じたものと近いです。だんだんと足をつかずにこげるようになってきて、走行距離がたったの2mだったものが、5mになり、5mが10mになり、あれ?あれ?あれれ?自転車乗れてる?乗れてるのおれ?っていうあの感覚ですね。
Blogも1ヶ月、2か月と続けているうちにあれ行けるかも?となっていきました。軌道にのり始めてからは書くことがルーティンになり当たり前のように更新していくことができました。
とはいえキツい時もありました。仕事が立て込んでくるとどうしてもブログを書いてる時間がありません。正確に言うと時間はあるのかもしれないのですが、仕事のことで頭がいっぱいでBlogを書く気がおきません。
12月は特にきつかったです。更新が滞る時期もありました。もうちょっと忙しくなってたら、ひょっとしたらこのBlogも終了していたかもしれません。良いのか悪いのか、仕事が少し暇になって助かりました(汗)。

Blogを1年間続けてみた感想としましては、予想以上にポジティブでした。
第一に備忘録になるという点。見たもの、聞いたもの、食べたもの、飲んだものってこんなにも忘れるものなんだというのを、記録に残すことで実感できます。たった1年ですが、過去の記事を読むと、我ながらびっくりするくらい忘れています。なので読み返すと結構得した気分になります。

第二に書くために勉強するという点。記事に書こうとする時に、情報を集めるようになりました。例えば、飲んだお酒のことを書こうとするときに、酒蔵のことを調べたり、他の方々のレビューなんかも参考にさせていただくことも多いです。これは書こうとするから調べるわけで、書かなければたぶん調べることってそうそうないと思うのですよね。意外とこの「勉強する」という側面がBlogを書くことの最大の利点のような気もしています。

第三に書くために行動するという点。毎日書いていると、Blog=自分の人生みたいな錯覚を起すこともあります。なんだか最近の自分の人生いけてないなと思うと、何かをやろうと背中を押してくれます。それは、展覧会に行くことかもしれないし、おいしいごはんを食べにいくことかもしれないし、お酒を飲むことかもしれません。このBlogが何かを始めたり、行動したりするきっかけになっているのです。

第四に書くために考えるという点。書くために行動すると書きましたが、とくに行動せずに家でだらだらしてる時だってもちろんあります。でも、そういう時だって何かしら書かないといけないので考えます。どうでもいいことを無理やり書くことになりますから、少し頭をひねります。わりと自分的には面白かったりするのはそういう記事の方かもしれません。

いろいろ良い点ばかり書きましたが、もちろんネガティブな点もあります。
そう、時間ですね。一つの記事を書くのに30分から1時間くらいかかると思います。仮に一年間で200時間書いていたとしましょう。時は金なりです。ぼくの時給を〇円で計算すると……
これは、思考停止することにしました。はい。

ということで、2016年とても楽しく過ごすことができました。Blogというもの(あるいはBlogを書くという習慣)が、ぼくの人生に多少なりとも影響を与えたことは間違いなさそうです。
2017年も楽しい年になることを願って、決意新たに書き続けようと思います。

それでは、また来年もよろしくお願いいたします。