表参道のイルミネーションです。
クリスマスの夜ですから、そりゃあ恋人たちで溢れています。美しい並木道は彼らを祝福するかのようでもあります。40過ぎたおじさんは、さすがに当事者にはなれません。

でも、今年はナイスアイデアを思い浮かびました。タクシーで、表参道を通り過ぎるという作戦です。
この日は、イルミネーション業界ではクライマックスと言っても過言ではないクリスマスの夜。ですから道路も渋滞で、車もゆっくりと進みます。車の中はあったかいし、人ごみもないし、実に快適です。しかも歩道から見る景色と違い、シンメトリーに両サイドの並木道を観ることができるのは車からのアングルならではです。
十二分にイルミネーションを堪能してとても良いクリスマスになりました。メリークリスマス。

それにしても並木に、豆電球をまきつけると壮観だなんてアイデアはだれが考えたのでしょうね。これ見たさにたくさん人が集まって、商店街も大繁盛ですよなんてアイデア考えた人は天才ですね。

でも、以前はイルミネーションを中止してた期間もあったそうです。人が集まり過ぎて、うるさいし、ゴミも散らかり放題だしみたいな話で、近隣住人と商店街でモメにモメたとかモメないとか……

ゴミが散らかり放題っていうのは、ちょっと意外でした。イルミネーション見に来てなんのゴミが出るのだろう?と思いつつ、生きているだけでゴミを排出し続けるのが人間の業ってやつだよなと変に納得するのでありました。