Jリーグ セカンドステージ 第2節 VS ヴァンフォーレ甲府 @味の素スタジアムです。

本日、室屋成がJデビューを飾りました。
その晴れの舞台に居合わせことは一サッカーファンにとって勲章の一つになるだろうと思っています。

彼は、間違いなくヨーロッパに行く。長友、内田、W酒井、太田に続く日本代表サイドバックの系譜にその名を刻むことになるでしょう。これから長らく日本代表を背負って立つ男になるでしょう。

それにしてもデビュー戦とは思えない落ち着きと貫禄。
スピード、技術、強さ、どれをとっても一級品です。駒野友一放出を聞いた時には、サイドバックの人材大丈夫かよ?駒野だってケガが癒えればこの上ない戦力になるだろうよと思ったものですが、室屋がいればノープロブレムっていう現場の判断だったんでしょうね。
それにしても駒野キックの精度は捨てがたいものがありましたけどね。
でも今日はセットプレーから一点とりましたし、良しとしましょう。

試合の方はというと、戦力的には、大分見劣りする甲府相手に、攻めに攻めたのですが1点どまり。相手のラッキーパンチ的な一発をくらいそうにもなりましたが、どうにか守り切って1-0の勝利。
前半は攻めの形も見えてましたしとても良い出来だったので、あそこでもう一点奪えると良かったですね。
どうしても今のムリキ&バーンズの2トップの戦術ですと、二人の守備の運動量が極端に少ないので、それをカバーする2列目以降が後半になるとガス欠になり、スペース埋められずに守備がスカスカになりかなり苦しくなるというのが、ここのところ数試合の懸念材料ではありました。

その点、ここでも室屋の持久力と集中力は際立っていました。
終盤での味方セットプレー崩れからのカウンターを全速力で戻ってボールを奪い返した守備には、鳥肌がたちました。

スラムダンクでいうところの安西先生が桜木花道のリバウンドに「ぶるっ」と身震いするあのシーンが脳裏に浮かびましたよ。

anazai
そして今年は、リオ・オリンピック。中島翔哉と一緒に世界でどこま通用するのか?楽しみは続きますね~。