男の中の男。

ぼくは、痛がりです。

頭痛が少しするだけでのたうち回りますし、二日酔いでも本気で寝込みます。
夜中に子供の寝相が悪くてぼくの腹に蹴りが入った時には悶絶したあげくに子供を本気で怒鳴りつけますし、足の小指をタンスの角っこにぶつけた時は断末魔のような叫び声をあげます。

「出産の痛みを男性が経験すると死ぬ」という話を聞いたことがあります。
たぶん本当にそうなのだと思います。
間違いなく死ぬのだろうなという自信がぼくにもあります。

真偽はさておき、この話が示唆するところは
「女は強く、男は弱い。」ということだと思います。

であるならば、ぼくは正真正銘の男の中の男であると断言できます。
フィジカル面においてはもちろん、ついでに言うとメンタル面においても男の中の男だと言えるのです。