アジア最終予選　ハリルジャパン　VS 　サウジアラビア　TV観戦です。

グループ首位のサウジアラビアをホーム埼玉スタジアムに迎え、ここは絶対に負けられない一戦でした。
ここで２－１で勝利できたのは本当に良かったです。もし負けていたら再び赤信号に近い黄信号が点灯しているところでした。

相手チームの監督は、オランダ人ファンマル・ヴァイク。オレンジ軍団を率いてワールドカップ準優勝の実績のある名将です。それで小野がフェイエノールトにいた時の監督ですね。そんな名将を相手に、我らがハリルはどんな立ち回りを見せるのか？も注目されました。

ハリル、奇策で勝負にでましたね。前線右サイドを本田でなく、久保。久保の先発あるかもとネットでは噂になっていましたが、それでもスタメンが発表されたときには鳥肌が立ちました。

「久保くんがんばれ！」

と応援してたのですが、うちの奥さんは途中までFC東京の神童、久保くんと勘違いしていました。
そんな「じゃないほう」の久保くんですが、前半だけでお役御免になりましたが、及第点といったところでしょうか。ゴール前に来るとさすがに怖さはありましたが、サイドハーフとしてはやや物足りない感じです。ザックジャパンの時の岡崎みたいな感じで、逆サイドで作っている間にゴール前に現れるという形が狙いだったのだと思います。いずれにせよ、２トップの方が生きる選手であることは間違いありません。
サイドの選手としてだったら、我らが翔哉中島も早く呼んでほしいものです。ていうか早くヨーロッパ行ってもっともっと成長して欲しいなあ、FC東京にとっては痛いけど。

さて、この試合の俺VP（俺的なバリュアブルプレイヤー）は、やっぱり清武ですかね。俺的と言っておきながら普通ですみません。ここ最近の日本代表戦の出来はちょっと神ってますよね。所属のセビージャではなかなかチャンスが無いですが、その鬱憤を晴らすかのような活躍を見せています。所属チームでポジションを争っている相手がナスリやガンソなんですからちょっと他の選手と見えてる世界が違うのかもしれません。
清武は前回のワールドカップが終わった時に、次は自分が中心になってチームを引っ張っていきたい的なことを言っていたと思うのですが、ここにきてまさに実現していますね。有言実行な男です。
危険なファールを受けた時にはひやりとしましたが、大事に至らずのようで本当に良かったです。この最終予選、今後も清武の出来にかかっているといっても過言ではないでしょう。彼がいないことを想像するとなんとも恐ろしい……。

清武の他の選手に目を向けると、やっぱりまずは大迫。ポストプレーの収まりは相変わらずハンパなかったです。ポストプレー職人とでもいいましょうか、次々とピッチに起点をつくっていきます。これだけ1トップに収まると2列目の選手も含めた攻撃の厚みが違ってきます。
あとは原口元気。原口はゴールもよかったですが、ディフェンスが素晴らしいですよね。ドリブラータイプのサイドの選手って宇佐美とか斉藤学もいますけど、守備力でいうと原口の圧勝ですもんね。太刀打ちできるとしたら武藤くらいですね。

ということで、大迫と原口、この二人の貢献度は清武にも勝るとも劣らない……

はい、あげましょう！俺VP！！

今日の俺VPは三人。清武、大迫、原口で！

 

 

by nonko