Jリーグ2ndステージ第7節ホーム VS ジュビロ磐田 @味の素スタジアム

篠田トーキョウが前節発足し、ウノゼロと執念の勝利をもぎ取りました。そして今節はホームでの初戦。ここはなんとしても勝ちたい一戦です。連敗で落ちに落ちたチームの悪い流れが前節の勝利でどうにか底打ちしました。ここで勝てばV字回復の契機となることでしょう。逆に負ければ再び負のスパイラルに陥るかもしれません。単なる一試合ではなく、今後のリーグ戦の浮沈の鍵を握る一戦であることは間違いありません。

米本拓司と橋本拳人を負傷で欠き、注目されたボランチのスタメンに名を連ねたのは、田邊草民(たなべそうたん)その人です。

ヨネとケントに比べると、守備力に不安のある田邊草民ですが、それを補って余りあるテクニックでゲームをコントロールしました。常に自分のスペースを探しては動き回りボールを受け、相手に捕まえさせません。ボールを受けてからは、時にはパスを散らし、時には自分でボールを運び、磐田ディフェンスを混乱に陥れました。
それを90分を通してやり続けたのもあっぱれです。

ぼくは思いました。その動きはまるで、バルセロナのレジェンド、シャビ・エルナンデス、その人じゃないか!?と。

今日から君は、田邊じゃなく、シャナビだ!!

そんなシャナビ・ソータンの他にもう一人、触れねばならない男がいます。

野澤英之その人です。
高橋秀人がイエローカードをもらってしまい累積警告により次節の欠場が決定したこともあり、お試し運転の意味も含めて野澤が投入されました。高橋秀人のような強さはないものの、野澤には確かなテクニックとゲームメイクのセンスがあります。
野澤が長短織り交ぜてパスを散らすとチーム全体にリズムが生まれます。時には捌き、時にはキラーパスを通します。ムリキへのスルーパス痺れましたね~。

ぼくは思いました。まるでシャビ・アロンソじゃんか!?と。

今日から君は、ノシャビ・アロンソだ!

シャナビとノシャビが共演した後半は、素晴らしいハーモニーを奏でましたね。
そして結果として、3-2の逆転勝利!

これはメシうまだなぁ。今日の後半だけでごはん3杯くらいいけますよ。