さて、例によって久しぶりのエントリーです。
8か月ぶりになりますか。
毎日書くぞ!とはじめたこのBLOGも初年度の完走後は、燃え尽きるようにめっきり更新がおっくうになってしまいました。
書くことがなかったわけではありません。書けないほど忙しかったわけでもありません。
そう、ただただ書く理由がなかったのです。
初年度は、「毎日書く」ということが書く理由でありました。ところが2年目以降に体調不良(ただの風邪)で一旦中断すると、その「毎日書く」という理由がなくなってしまったのです。
書かない人になるのは簡単でした。3日休めばもう完全にBLOGのことは忘れてしまいました。BLOGなんて書かなくても生きていけるし、だれかのために書いてるわけでもなく、困ることなんて何一つないわけですから。

で、なんでそんなお前が記事をエントリーしてるんだよ?っていう話なんですが、「しびれるぜ、桃山。」展に、めっぽう心動かされたからです。さて、この感動をどうしたものか、だれかに伝えたいけど、どうせ家族に伝えたってあんま反応なそうだしな……。そうねぇ、ひとまずBLOGでも書いとくか……ということで今書いてます。

しびれるぜ、桃山。展@サントリー美術館

桃山時代の茶湯が大集合してる本展、志野、織部、黄瀬戸、瀬戸黒の名品ずらり。それはもう目くるめく世界ですよ。

日本で焼かれた茶碗で国宝は2椀しかないのですが、そのうちの一つである志野焼の「卯の花墻(うのはながき)」を、あんな至近距離で前後左右、上からもじっくり見ることができるなんてそうそうないですよ。網膜にこれでもかとしっかりと焼き付けてきました。
その他にも、瀬戸黒茶碗「小原女」デケー。黒織部の菊文茶碗カッケー。黄瀬戸の輪花鉢シブー。織部の四方手鉢ホシ―。てな感じで、たっぷりと堪能してました。

しびれたぜ、桃山!