客の雰囲気にあわせて選んでくれるという但馬屋珈琲のカップ&ソーサー。
今日のぼくはこんな感じ。

ウェッジウッドのボーンチャイナにバーバラ・バリーというアメリカ人のインテリアデザイナーがデザインした椅子がプリントされています。カップのデザインはシンプルなんですが、そこにプリントされた椅子のデザインはとてもこってり・ゴージャス系です。
この椅子はちょっとぼくの趣味ではありません。でもお店の人からはこういう人に見えてるということでしょう。

「一見すましてみせているけれど、こういうゴージャスなのがお好きなんでしょ?」
と言われているようでギクリとします。
こう思われたいという自分象と、他者からはこう見えてるよという自分象の乖離にいつもがっかりします。

そして但馬屋珈琲に来る度に毎回変わるカップを見るにつけ、こうも思います。自分がいかに変わり続けているのか? いかに不確かな存在であるのか? と。

但馬屋珈琲は人生にたいせつなことをいつも教えてくれるのです。