Jリーグ セカンドステージ 第6節 VSアルビレックス新潟 @デンカビッグスワンスタジアム

TV観戦です。
さて、城福監督解任後の初戦。篠田コーチが昇格しての篠田トーキョウの初陣です。
1-0での4試合ぶりの勝利。

得点直後も、不用意に喜びを爆発させるわけでなく、まだ試合はこれからだぞと口を一文字に鬼の形相の篠田監督の顔を見て、今日はいけるぞと確信しました。

ポポビッチ、フィッカデンティ、城福さんと3人の監督の下で経験を積んだ篠田コーチだからこその采配が光りました。

4-2-3-1 のトップ下、東慶悟!これはポポビッチ監督時代を彷彿とさせる戦術です。東はこのシステムのトップ下が一番輝くということを知っている篠田コーチならではの采配ではないでしょうか?中央で納めて良し、左右に流れて起点になるもよし、裏へ飛び出して良し、守備に走り回って良しという、アヤックスがヨーロッパ最強だった頃のリトマネンのような東慶悟を久々に観ることができました。そしてここぞで決める決定力!さぁみなさんご一緒に!「オ-!ヒーガーシー、ケーイーゴー!」

終盤は、ファイブバックで固めて、とにかく勝ち切るというなりふり構わない執念も見せていただきました。
奇しくも、昨年結果を残しながらもあまりにも守備的すぎると解任されたマッシモ・フィッカデンティ監督を彷彿とさせるようなウノゼロ狙いの采配は、なんとも皮肉な展開だなと思わずにはいられませんでした。

ぼくは、初戦にして篠田トーキョウの目指す姿を確信しました。それはポポとマッシモのハイブリッドサッカーです。
そして二人の薫陶を受けた篠田コーチなら、その理想のサッカーを実現することができるのではないか?そんな期待に胸を膨らますのであります。