浅草、亀十のどら焼きだ。手みやげでいただいた。
このまだらのボディーがトレードマーク。この無骨な見てくれとは裏腹に、噛めばふわふわしっとりもっちり。中身の餡は白あんだ。さらりと上品な甘さで生地の香ばしい風味と触感を最大限に活かす。
うまい!たしかにうまい!行列ができるのもうなずける。
そして、うまいだけでなく大事なことをこのどら焼きは示唆している。
そのポイントはこうだ。
- 無骨な外見と繊細な内面のギャップによる驚き。
- 生地と餡のダブルキャストがお互いを高めあうシナジー構造。
- 買うのに、1時間の行列ができることもあると聞く。それでもわざわざ用意してくれた相手方のハート。
「ギャップ × シナジー × ハート」
これらの3重奏により、亀十のどらやきが唯一無二の高みへと達するのだ。
人の魅力も同じでないか?
人だけでなく、会社やブランドだってそうだ。
さぁ、みなさんご一緒に~
「ギャップ × シナジー × ハート」
そんなこんなをこのどら焼きをムシャムシャしながら思うのであった。