今日は、妻の誕生日です。ライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)の BODY LOUD! 展@初台アートギャラリー

に行ってきました。

むき出しのプリントががんがんレイアウトされてて、その作品の肉体性と相まって、まさにBODY LOUD!な感じでした。

うちの妻は、大学生のころにジェンダー論かなんかを勉強していて、20年以上前の時代からすると、今よりもずっとセンシティブなLGBT系の本やら映画やらをずいぶん観ていて、ちょっとめずらしい感じの学生でした。あれから20年、LGBTに対する世の中の見方も大分変りました。このライアン・マッギンレーの作品も色メガネを通さず、純粋なアート作品として評価され今この時代の空気ともっともあった写真家のひとりなんじゃないでしょうか。うちも家族みんなで、小学1年生と3年生の娘二人をひきつれて観てきました。子供たちもすっぽんぽんの大人の男女にキャッキャして楽しんでいました。

「点をうつこと、それを続けること、すると振り返った時にその点がつながり線になっているのです。」的なことを、スティーブ・ジョブスが言っていました。20歳くらいのころに出会った妻の41年目の誕生日に、こうして立ち会えること。同じ時代を生きて、点を打ち、線をつなぎ、その延長線上での今この時間を共有していることを本当に幸せだと思うのです。

そんなことを、大自然の中のすっぽんぽんな大人の男女の写真を見ながらぼんやり考えていました。

そして、その後、妻の大好きな参宮橋のREAGAROさんにお邪魔しました。こっちもサイコ~。ごちそうさまでした!