マルコメ・ファンバステン

平山相太、１年８か月ぶりのゴールだ。
途中出場から数分後にいきなり決めた。

ひとは彼のことを敬意を込めてこう呼ぶ。

マルコメ・ファンバステン

大型ストライカーながら、ヘディングやポストプレーの強さでなく、足元のうまさが最大の特徴のオランダが生んだ不世出な天才ストライカー、マルコ・ファンバステンに彼の姿を重ねているからだ。怪我ばっかりなところも含めてファンバステンにそっくりだ。

今日の試合は後半６６分から途中出場、ゴール前の狭いところで、阿部拓馬からのスルーパスを完璧なトラップ、敵にかこまれるも、落ち着いてボールを運び、ゴール左隅にシュートを一閃。

ファンバステンが確かに見えたその瞬間だった。

ゴール直後は、チームメート、ベンチも全員がかけより、スタジアムが一体となる感動のセレブレーション。

そして、この試合はぼくにとってもホーム開幕戦（理由はこちら）。
決して忘れられないいいものを観させていただいた。ありがとう！マルコメ・ファンバステン！

ちなみに高校時代の怪物と呼ばれたファンバステンぶりはこちら。そして、みごとなマルコメ頭だ。