下の娘の七五三の撮影をしに写真館に。
娘の着物は、妻の母のものです。
その義母から数えると、その娘二人、孫4人、計7人で着こなしたことになります。
服として60年以上たっても現役なわけですからすごい。
いくらファッションに無頓着なぼくのような人間でも3年するとはずかしくて着れなくなる服ってけっこうあります。
3世代で着こなせちゃう服なわけですから。
一生ものならぬ、三生ものってやつですね。
ぼくも、常日頃こういう買い物をしたいなぁと心がけるようにはしています。
何か高価なものを買う時には、
「これは娘に、孫に伝えたい価値のあるものなのか?」
という視点で買い物をすると、大分無駄遣いをしなくてすむようになります。
これは、単純にその「モノ」だけに対する尺度ではなくて、「経験」に対する尺度にもしています。
例えば、「この旅行にいくことは、娘に、孫に伝えるべき経験となり得るのか?」とか、
「この食事をすることは、娘に、孫に伝えるべき経験となり得るのか?」とか。
という感じですね。
自分のためでなく、娘や孫のせいにして無駄遣いをするという大人の言い訳の技術でもあります。