ルヴァンカップ準決勝第一戦ホーム@味の素スタジアム

今日は、平日ゲームですのでテレビ観戦です。
後半開始直後の先制ゴールの際、ぼくは電話をしていました。TVの音量をミュートにして、仕事相手の要件を聞きながらメモを取り、ふと顔を上げてTVを見るとそこに喜ぶ東慶悟の姿がありました。

せっかくの得点を見逃した……その時点から嫌な予感はしていました。その嫌の予感は、図らずも的中します。高木と武藤に続けざまにゴールを許し見事な逆転負けを喫しました。今年のレッズ戦、まさかの3戦連続逆転負けです。デジャブかと思いましたよ。

なかでも今日の試合は、一番いただけない内容だったかもしれません。代表戦で森重と丸山のCB2枚いないのはやはり痛かったですね。浦和の1トップ2シャドーにいいようにギャップをつかれてしまいました。CBだけの責任というよりはボランチとの連携の問題ではあるのですが……。そして守備面よりもむしろ攻撃面での森重、丸山の存在感の大きさを改めて知る結果となりました。
今日のFC東京はビルドアップがとにかく不安定でした。CBから組み立てるというよりは、下がったボランチにひとまずあずけてそこからどうにかしてもらう的な組み立てになってしまいました。CBから効果的なパスが出ずにどうしても各駅停車のような攻撃に終始して怖さがまったく出せませんでした。

連戦の疲れもあったことでしょう。ここのところ獅子奮迅の活躍を見せてきた中島翔哉も心なしか動きが重い。

そんな中一人気をはいたのが、先制ゴールを決めた東慶悟です。トップ下の位置で、守備に攻撃にあらゆる場所で顔をだしリンクマンとして躍動しました。バーンズが入った試合終盤には、左サイドにポジションを移し、今度は左サイドで攻撃の起点となりました。東慶悟が試合全体を通してもっとも危険なプレイヤーであったことは間違いありません。

そして森重不在の今日の試合、東慶悟はキャプテンでもありました。先制ゴールを決めた直後に誇らしげにキャプテンマークを叩いていたのが印象的です。今日の彼はキャプテンの名に恥じないとても頼りになる男でありました。

次節のアウェー戦は、9日の日曜日です。ここにも代表組はまだ不在ですから東が再びキャプテンでしょう。決勝へ駒を進めるためには、アウェーゴールを2点以上奪って勝利する必要があります。とても苦しい戦いにはなりますが、頼れるキャプテンが必ずや勝利へ導いてくれることを信じましょう。

さあ、みなさんご一緒に!
オ~ひーがーしーけーいごー!オ~ひーがーしーけーいごー!