新宿3丁目にあるイタリアン「オステリア・オリエーラ」さんに伺いました。

コースの大トリのメインが熟成肉のグリルでなんとなくそっちに気が行くのですが、全体を通して魚介のお皿がとても印象的でした。

前菜のカツオや鯵のマリネあれこれやイカのソテー。メジ鮪とビーツのインサラータ。アナゴのロースト。手長海老のパスタ。真鯛のアクアパッツア 等々。あの手この手の調理法で素材のポテンシャルを十二分に引き出した皿の数々には恐れ入ります。

魚にかけては、われわれ日本人は一家言ありますが、イタリア料理を生み出したイタリア人もなかなかやりますね。

そんなイタリア人に敬意を表して、今日の料理をザッケローニ監督時代のサッカー日本代表に例えると・・・
最後の熟成肉が右サイドからダイアゴナルに飛び込んだ岡崎のダイビングヘッドのゴールだとするならば、そこに至るまでの左サイドでの遠藤、香川、長友らパス交換によるハーモニーが魚介の皿々で、得点以上に美しく素晴らしかった的な。思い出すだけでにやにやと恍惚な表情になってしまう的な。

そんな感動をありがとう!ザック!

というか、ありがとう!シェフ!