新宿にある知る人ぞ知る中華「上海小吃 (シャンハイシャオツー) 」です。
歌舞伎町のど真ん中。裏路地にあるディープな中華店。汚く薄汚れた店内。今日のテーブルは斜めに傾いているがそんなのお構いなし。日本語もあんまり通じない。店員の態度もとてもここは日本とは思えないくらい雑です(いい意味で、海外気分が味わえる)。

そして、料理の方はというと、青菜炒め、蒸し鶏、麻婆豆腐・・・ うまいです。定番中華が本当においしいです。
でも定番だけでなく、変な料理がたくさんあります。

サソリのから揚げ(冒頭の写真)、牛のペニス、アヒルの血、犬鍋、かえる、ばった、芋虫みたいなの・・・

友人たちととても楽しい夜でした。
ここではたと気づきます。わたしたちは料理だけではなく、非日常を味わったんだと。

場所、店員、サービス、料理、そのすべてが非日常へと誘う装置だったのです。