妻の大好物、餃子の話です。

我が家の餃子はにんにく抜き、野菜大目。
キャベツとニラとシイタケを荒目に刻んで入れるのですごく野菜が主張します。
量もこれでもかとたくさん入れるのでとても手間がかかります。

そして、包み作業。 冒頭の写真は、包み作業がちょうど完了したところです。 その数、約140個。手前が妻の作、奥が二人の娘たちの作です。 さすがは年の功、妻の餃子は美しいプロポーションです。奥が娘たちの餃子で、小学校低学年らしいやんちゃな作品です。これはこれでいい感じです。

さて、お次は「焼き」です。ここで私の出番となります。

野菜をひたすら刻んで餡をつくって、みんなでわっしょいわっしょい包んでようやくここまでやってきました。
そう、「焼き」の役目はリレーでいうアンカーです。
成功も失敗もすべてこのアンカーの走りにかかっているのです。
アンカーがコケれば、すべてが台無し。そのプレッシャーを感じつつ、さぁ、焼きにのぞみます。

フライパンを十分に熱し、脂を少量しき、一旦火をとめ、餃子を並べます。この一旦火を止めるひと手間で個体ごとの焼むらを防ぎます。
そして再び着火、中火で軽く焼き色がつくまで焼きます。いい感じの焼き色が確認できたところで水を投入!蓋をします!ここから待つこと約5分。
水気が無くなってところで、フライパンから出る音が渇いた音に変わります。パチパチ、パチパチ。ここで蓋オープン!ここからは焼き目をこんがりつけるためにそのまま焼きを進めます。あともう少し!実はここが一番の難所、油断すると一気に焦げて餃子が台無しになります。集中!集中!妻よ、娘たちよ、おれに力を貸してくれ!よしっ今だ!!

 

ということで、とてもおいしくいただきました。