お歳暮シーズンというわけではないが、この季節は無性にデパートで売ってる系の和菓子が恋しくなります。
ということで、再びたねやです。最中です。

「斗升最中(ますますもなか)」という商品名です。

これは判じ物と呼ばれる文字遊びから着想を得ているそうです。
判じ物とは文字の中にもうひとつの意味をこめたものです。
最近では、居酒屋さんだとか「春夏冬二升五合」などと書いた紙を貼っているそうです。
「 春夏冬二升五合」は「あきない、ますます、はんじょう」と読みます。「商い、ますます繁盛」という意味ですね。 春夏冬で秋がないので「あきない」、二升は「升(ます)」が2つあるので、「ますます」と読み、 五合は一升の半分なので、「半升」となり、「はんじょう」と読みます。

ちなみにぼくは、この手の文字を見たことがないです。ひょっとして、貼ってあったのに、気づいてないだけかもしれません。意識して見ようとしないとこの手のことって見えてこないですよね。今後は逆に気になって店の中をきょろきょろしちゃうかもしれません。

ということで、この最中は、ますます繁盛、ますます幸がおとずれますようにと願いがこめられているそうです。
そして、粒あんと柚子あんが半分ずつ入っていて、二度おいしい最中です。