Jリーグ1stステージ第17節ホーム VS アルビレックス新潟 @味の素スタジアム

残すところ1stステージもあと3試合。ステージ優勝はハナから眼中にありません。年間の総勝ち点や2ndステージでの立て直しを視野に入れて、ここでもどうにか勝ち点を積み上げてチャンピオンシップへの切符を手に入れなければならないです。

結果は、1-1のドロー。レフリーの不可解な判定もありましたが、どうにか平山相太のゴールで追いつきました。冷静なボールコントロールからのゴール右隅へグラウンダーのファインゴール。「マルコメ・ファンバステン」面目躍如といったところではないでしょうか?

それにしても、もう一点が遠いですね。ここ最近jリーグでは6試合負け無しながら、なかなか点が取れません。点が取れずにジリジリしているサポーターの方々も多いことでしょう。でも、落ち着きましょう。冷静になりましょう。光は見えてきたじゃないですか。

ようやくムリキ&ネイサン・バーンズの夢の競演が実現したじゃないですか?城福監督も後半頭から東を下げてバーンズ投入と勝負にでました。平山、ムリキ、バーンズと守備と運動量に不安があるこの3人の共存は、考えづらかったですが、競演が実現した後半25分くらいの間は、新潟DF陣を恐怖のどん底に陥れました。バーンズの仕掛けからのムリキとのコンビネーションは迫力満点で得点の匂いがプンプンしてましたね。そしてマルコメ・ファンバステン平山相太の得点もこのバーンズ、ムリキとの競演タイムから生まれました。

さすがに、頭からバーンズ&ムリキは守備力的に厳しいと思うのですが、後半勝負のタイミングでこのオプションは相手にとってもかなりの脅威になるのでないでしょうか?
そもそもムリキもバーンズも一人だけでも、スーパーな選手なわけですし。

あとは、ハ・デソンだなーと。今のFC東京に足りないラストピースは、守備力と攻撃力をつなぐ中盤の構成力、創造力をもったタレントだと思うのです。そんな選手、全盛期の梶山の他にはハ・デソンしかいないでしょう。
ベンチでくすぶってるような選手でないと思うのですよ。この韓国のポール・スコールズは。

思えば、城福トーキョー、ここまで試行錯誤の繰り返しです。なかなかベスト布陣が定まらない。誤算はやっぱりスーパー助っ人たちの不調だと思うのですよ。

後半戦は、やっぱりその助っ人たちの躍動から生まれる化学反応がおきた城福トーキョーを期待したいのです。