新大久保駅にある韓国料理の有名店「でりかおんどる」さんに行ってきました。
先日初めて訪れた大久保駅にある「ベトナムちゃん」を我が娘(小学3年生)が滅法気に入ってしまい、毎週行きたい行きたいと言ってきます。さすがに毎週はきついので、「ベトナムちゃん」へ連れて行くと見せかけての「でりかおんどる」ちゃんに行ってきました。

ぼくは日本の焼肉は和食という論説を提唱する不埒な輩なのですが、サムギョプサルに関しては本気と書いてマジで韓国リスペクトです。サムギョプサルはやっぱり日本人によるアレンジは難しいと思うのです。まず韓国人の店員さんに焼いていただかないと気分がでません。たまにお店が忙しいとお留守になって肉を焼きすぎちゃってガチガチのカスカスに硬くなっちゃうのも含めて予定調和的なエンターテイメントではないかと思っています。
もっと言うと新大久保駅に降り立ったところからそのエンターテイメントは始まっています。韓国人と思しき我が物顔で街を闊歩する若者たち。耳を澄ますと聞こえてくる韓国語。ハングルがあふれる店の看板。いかがわしい韓流ショップ。それらすべてが、異国情緒を演出し、お店に着く頃にはすっかり気分があがり、サムギョプサルを一段高みへと連れて行ってくれるのです。

飲食店にとって店の雰囲気はとても重要ですが、街の雰囲気までもが作用するのだなと考え及ぶのでありました。