勝鬨橋(かちどきばし)。東京都中央区にある隅田川に架かる橋。晴海通りが通る。

実はこの橋、日本で現存する数少ない跳開橋だそうだ。

船が通るために、橋が真ん中からぱっかーっと開くあれである。 しかし、1980年に機械部への送電を取り止めており、可動部もロックされ、今現在は跳開することはない。

それにしても、この巨大な橋がぱっかーっと開いていたとはとても想像できない。今は常に多くの車が往来する交通の要所であり、どっしりと構えた落ち着いた風貌は優等生的ですらあるからだ。

だがしかし、よくよく観察するとごつごつとしたボルトやさびや傷跡がかなりイカツい。

「昔はやんちゃでしたけど、今は落ち着いたものですよ。」

そんな感じのたたずまいがカッケーのである。