あなごの旬は、夏という人と冬という人がいます。
夏の脂のぬけたあさっり淡白な味わいがうまい!という人と、脂ののった冬のあなごの方が断然うまい!という人とがいます。
ぼくの見解はというと、どっちもうまい!!です。

ということで、今日のお昼は、代田橋のおそばやさん「まるやま」であなご天せいろです。
サクッサクの衣とホクッホクな淡白な身が奏でるサクッホコなハーモニーが口の中で響きわたります。あなごっておいしいなぁ、ぼかぁ幸せだなぁ。

夏には、淡白な味わいが美味しいと言われ、冬には脂がのってて美味しいと言われるアナゴ。

アナゴも人も「旬が長い」というのは、そういうことなのではないかなぁと思ったりします。

一つの魅力でひっぱるのでなく、その時々にあわせて変化していろんな魅力を提示する。そうすることで、飽きられることなく、「旬」が持続する。

魚も仕事も人生も、変わることの大切さをアナゴさんは教えてくれるのです。

代田橋「まるやま」のあなご天せいろ

代田橋「まるやま」のあなご天せいろ