不完全燃焼で終わったタッカンマリ初体験のリベンジです。詳しくは先日も書きましたが、タッカンマリを食すのにそのツケダレの存在を知りませんでした。今回は、新大久保のダッカンマリ専門店「コリア タッカンマリ」さんにてしっかりとリベンジを果たします。店内にご丁寧にツケダレの作り方の張り紙がはってあります。醤油と酢とタテギ(唐辛子味噌)を混ぜてそこにニラとネギのみじん切りを入れてつくります。このお店では、マスタードを隠し味に少々入れることを推奨していますが、これはなくてもいいかも。

で、これです。
ダッカンマリのツケダレ

そして、鶏肉をこのツケダレにつけて一口。う~ん・・・・美味!ただでさえ旨い鳥鍋が、このツケダレによってまったく別の食べ物に変身します。

やさしいけどコクのある鳥鍋に、ズバッと芯が通って、とたんにやんちゃでパンチのある料理に変身するのです。

こういうツケダレみたいな仕事っていいですよね。本体の完成度が高ければ高いほど、ツケダレなんてなくても成立するのだけど、ツケダレがあることで、がらりと別の魅力がさく裂するみたいな。

ストーンズにおけるブライアン・ジョーンズは、ツケダレ的な存在だったのかなぁ?なんてもの思いにふける「RUBY TUESDAY」。
この曲のクレジットは、例によってジャガー&リチャーズなんですが、実は作曲はブライアン・ジョーンズだったと後年明かされています。このリコーダーがまさにブライアン・ジョーンズなツケダレなんですよ。