Jリーグ1stステージ第11節アウェー VS 湘南ベルマーレ戦。TV観戦です。

我らが久我山の星、田邊草民(たなべそうたん)のアシストにより1-0の勝利!おめでとう!ありがとう!
我らがというほど久我山に縁やゆかりがあるわけではありませんが、東京っことしてうれしいものです。

それにしても見てくださいこの甘いマスク。見た目だけでなく、プレーもとてもスイートなテクニシャンです。テクは折り紙つきだけど、フィジカルが弱く頼りないという印象だったのが3年前。その後一旦、スペイン2部のサバデルにレンタル移籍の武者修行を経て今シーズン再びFC東京に戻ってきました。

ただ今年の中盤は、選手層がかなり分厚いので、草民のポジションあるのかな?というのが、正直なところでした。日本代表候補の米本、元代表の高橋と羽生、新旧オリンピック代表10番トリオの梶山と東と中島翔也、ドリブル王河野、売出し中の橋本拳人、それに新加入のハ・デソンと水沼浩太、中盤もこなすFW阿部琢磨だ。ななな、なんという選手層!3チーム分の中盤でないかい!?

正直ここに割って入ってくるとは、思わないですよね?

ところが、蓋を開ければ今日もスタメン。
そしてこの日のプレーを観て、確信しました。

スペインでテクニックに磨きをかけ、フィジカルを鍛えてきたことはもちろんなのですが、何より一番の成長は、戦う男としてのメンタルなのだと。

今の東京に必要なのはこの戦う男のメンタルだ。と切に思うのです。それは、勝負師のメンタルと言い換えてもいいかもしれません。メンタルというとすぐに根性論と結びつけがちですが、そうではなく、勝負に徹するメンタル、これが今の東京には欠けているいるように思うのです。

後半戦へ向けて、賭けるとしたらこの男ではないだろうか?巻き返しは頼んだぞ!草民!