児童青少年センター「フレンズ本町」なる施設が近所にできたので、子供と行ってきました。写真をみての通り立派なローラースケート場があります。すいすい滑る長女を見ながらガラスの十代を口ずさんでしまいました。ただし、まだ彼女はまだ8歳です。後々それを痛感することになります。

この施設は、ほかにもクライミングウォール、卓球場、工作室、ダンススタジオ、音楽スタジオなどが完備され、大変ににぎわっていました。

素晴らしい施設です。子供が「安全に」わんぱくに遊べる場所は大変ありがたいです。渋谷区のこのへんも物騒で、かなり頻繁に変質者さんが登場してくれて、そのたびに地域連絡網に情報が寄せられます。小学生低学年の女の子を子供だけで外で遊ばせるのに腰がひける親も多いと思います。ただ、ぼくははっきり言って放任主義です。男3人兄弟でしたので、鉄砲玉は行って来いの世界で育ちました。一方、妻は女二人姉妹なので、それなりに箱入りで育てられたせいか、娘に対してかなり過保護です。そんななので、我が家は放任と過保護のハイブリッドな家庭環境とも言えます。

そんな我が家で、事件は起きました。安全な施設からの安全でない帰り道でそれは起きました。

妻と次女は先に夕食をとる予定のレストランに向かい、私と長女が後から追いかけることになっていたのですが、長女と二人で歩く帰り道、ちょっと目を離したすきに、その長女が消えてしまったのです。ぼくは呑気にてくてく歩いていたのですが、振り返るといつの間にかにいなくなっていました。

レストランに先に到着していた妻に連絡を入れました。長女が消えたと。すると電話口で怒鳴り散らされる私。こんなに頭ごなしに怒られるのは久しぶりです。

結局、娘は一人で家まで帰って玄関の前にいました。

半狂乱の妻に、こっぴどくボロ雑巾のようにしぼられる長女と私なのでありました。