ワールドカップ2次予選、日本代表VSシリア。5-0の大勝だ。

ヒーローインタビュー。ここでのポジショントークが面白い。

ポジショントークとは、

株式・為替・金利先物市場において、買い持ちや売り持ちのポジションを保有している著名な市場関係者が、自分のポジションに有利な方向に相場が動くように、市場心理を揺さぶる発言をマスメディア・媒体などを通して行うことを指す。

要は、自分の立場が有利になるようにトークを誘導することだ。サッカー選手だけに文字通りポジショントークを繰り広げる。

FW 本田、第一声。

「無失点だったのが良かった。」

大量得点のことでなく、あえて無失点を強調。

前線の選手は攻めっぱなしで、リスクマネージメントせずに危ないカウンター食らいまくっていた日本代表。点を取って目立ちたい気持ちはわかるが、正直だめでしょあれ、という試合内容。当然、守備陣からは文句が噴出することを自覚しているだろうから、批判を牽制するための第一声。さすがの欧州仕込みのハイレベルなポジショントークです。

案の定、続くDF 吉田は憮然顔。

最終予選ではしっかり修正してきっちり決めよう!