昨日、茶道の許状について書いたので、今日はそもそも、なぜ?茶道をはじめたか?について書きます。

アラフォーになってくると・・・
自分が子供のころ、青春のころ、青年のころ、結婚したころ、子供をもったころと一通りのライフステージを経験して、今度は、自分の先祖のことを考えたりすることが自然と増えてきます。

ご先祖さまたちが脈々をつないでつくりあげてきたこの日本サイコ-だなと。
ほんとにありがとう。次の世代にもこのよき日本をつないでいきます(キリっ)
とか思ったりするようになります。
日本を愛するあまり、たまに「近頃の若いものは~」とかのセリフもはくようになります。
とにかく日本が大好きになります。好きすぎて、日本クールだぜ!とか自分でも言うようになります。

それで、ある日ふと気づくんですね。

「あれ、おれ日本のことを何も知らないぞ」と。

日本人としての美意識とか精神性とかが世界から賞賛されてるとか聞くにつけ、
鼻たかだかになってたし、後世にも伝えていかないといけないぞと強く思いはするのですが
おいおい待てよ、よくよく考えるとその本質というか、表面すらまともに説明できないぞ、と。

ていうか、なんだよ、わびさびって?

この歳で何も知らないのはやばいぞ!
もうすぐオリンピックだしやばいぞ!
娘がもの心ついていろいろ聞かれたらやばいぞ!

いつ勉強するか!?いまでしょ!!(←古い)

日本文化の勉強するにはどうしたらいい?よしっ茶道だ!ゴー!!!
みたいな感じで門をたたくのでありました。

何も知らないから入門したものの、
本当に何も知らないことを知る、
みたいなソクラテス的な心境の今日この頃ではあります。