ストーン・ローゼズがサードアルバムだと?

遡ること1994年、セカンドアルバム「セカンド・カミング」に熱狂したぼくはぴちぴちのティーンネイジャー。当時、川崎のクラブチッタでのライブ、「アイ・アム・ザ・レゼレクション」で昇天した時のことが脳裏によみがえりました。

そうか、これが更生しかけた麻薬常習者が、ある日突如として、過去に味わった麻薬の快感や幻覚症状に襲われ、結局再犯してしまうことになるというあれ、フラッシュバックっていうやつか・・・

ストーン・ローゼズ、生で観たい。その場を体感したい・・・という渇望に襲われるぼく。
それは麻薬常習者のフラッシュバックそのものです。

ふと大学時代を思い出す。その当時、コンサートの警備員のアルバイトをやってました。エリッククラプトンとかの当時すでに50代くらいの大御所アーティストの武道館公演の警備なんかをよくしていました。そこには、観客としてぼくら世代の20~30歳上くらいの世代のおじさま方が腰をふりふりイエ~イとやっていて、その姿をしり目に見ながら、若かりしぼくは、なんともいえない微妙な気持ちになったのを覚えています。
いや「微妙な気持ち」とオブラートに包みましたが、真摯に言うと「年をとってもああは、なりたくないな」と思っていました・・・(ごめんなさい)

そして、20年余年の月日が流れ、今まさに自分がその逆の立場になろうとしています。
このことをぼくはどう整理すればいいのか?
40歳になった私は、自分の青春とどう向き合えばいいのか?

その答えは、2016年6月、日本武道館にあるのかもしれない。
(結局行くのね)